アートコンプレックスセンター東京で9日間開催しておりました「大槍葦人*少女画展」。本日11月3日を持って終了致しました。実験的個展として、いろんな課題をもってやってみた今回の個展ですが、結果としては、”やってみるもんだなぁ~!”という感じで、大変実りの多いイベントとなりました。
まずは、お花を頂いた皆様、来ていただいた皆様に心から感謝致します。あのような立地のギャラリーで、もののついでに行きにくいイベントであったにもかかわらず、3000~4000人の方に来ていただきました。これがまず本当に嬉しい。実際やってみるまで、かなり寂しいことになる予想もしていたのです。こんなにたくさんの方に来ていただけるとは!
そして、今回の最大のチャレンジである、キャンバスの制作手法とその結果としても、非常に良い評価を頂いたと思っています。いろんな方に見てもらい、「良い!」と言ってもらえたことが、今回のイベントの最大の成功です。「思っていたより凄く良かった」みたいな感想が多くて本当に嬉しい。大成功と言っていいと思います!
自分としても、今まであったディスプレイや高精細印刷とはまた違ったテイストの質感、魅力をを出せたのではないかなと、やっと自信を持てました。
もう一つの挑戦である、「絵を売る」ことに関しても、想像以上の成績を出せたと思っております。こういうやり方でイラストレーター稼業を成立させることは十分に可能という手応えを感じました。
まだまだ実験一発目ということで、まださらに違う方法やクオリティを上げる方法、価値を上げる方法もなんとなくてですが見えてきました。…ただ、思ったよりも大変な部分も非常に多いなという課題も感じました。これはまた今後考えて行きたいと思っております。が、いずれにせよ、僕個人の中では実験、余興的な部分ですので、とりあえずの結論をまずは得られたのかなと思っています。
この経験を今後また誰かの役に立てられればと思います。ヘトヘトなので第2回をやるかどうかは考えられませんw
今回の実験は、ほんとに自分のやりたかったことをわがままにやってみた感じでしたので、例えば絵の大きさなんかに関しても、飾りやすさ、買いやすさ、作りやすさなんかは無視して「この大きさで見せたい」という一点で決めています。なので、たぶん最適解はもっと違うところにあるんだと思います。
やりたいことをやってみて、やらないとわかんなかったことが色々わかった。という、そんな個展でした。
最後に今一度、来ていただいた皆様(遠くから来られた方々、仕事を押して来られた方々には本当感謝!)、ギャラリーのスタッフ、イベントを手伝ってくれた身内スタッフにも感謝致します。ありがとうございました!